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[愛知県美術館所蔵の3作品][村井正誠][モーリス・ルイス][エルンスト・バルラッハ]
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| モーリス・ルイス |
作者
モーリス・ルイス(1912-1962)
アメリカのボルティモアに生まれ、メリーランド州立美術工芸学校で絵画を学んだ。1936年にニューヨークに出て、シケイロスの工房などで働いた。1943年、ボルティモアに戻り、1952年からワシントンで活動、翌年最初の個展を開いた。ヘレン・フランケンサーラーの作品に触発されて、1954年から、絵筆を使わずに、薄く溶いたアクリル絵具を生のカンヴァスに流して染み込ませる技法を用いるようになる。巨大なカンヴァスに浸透した色彩の広がりによって形成される絵画空間の追求を行い、抽象表現主義に続くカラー・フィールド・ペインティングの代表的な画家として注目された。ワシントンにて没。
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©1993 Marcella Louis Brenner
モーリス・ルイス(1912-1962)
「デルタ・ミュー」
1960-61年 アクリル絵具/画布 262.9×569.0cm
愛知県美術館 蔵 |
作品
「デルタ・ミュー」1960-61年 アクリル絵具/画布 262.9×569.0㎝
色彩によって絵画独自の空間をつくることは、20世紀絵画のもっとも大きな課題のひとつである。ルイスは1950年代半ばから、ステイニング(染め込み)と呼ばれる技法を用いて、この課題を追求した。地塗りをしていないカンヴァスの上に流されたアクリル絵具は、布地に浸透するため、絵具自体の厚みや手触り感がなくなり、色彩の純粋に視覚的な性質だけが引き出される。この技法による最初のシリーズ〈ヴェール〉(1954、57-59年)では、滝のように流れ落ちる色彩が、絵の前に立つ者を圧倒する荘重な空間を生み出した。一方、この作品を含む〈アンファーレッド(=広げられた、展開された)〉シリーズ(1960-61年)では、画面の大部分が空白のまま残され、明るく開放的な空間がつくられている。 |
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主催:新進アーティストの発見 in あいち実行委員会
【構成団体】
愛知県(県民生活部/愛知芸術文化センター)/財団法人愛知県文化振興事業団/中日新聞社/NHK名古屋放送局
愛知県新進アーティスト育成支援事業
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